FullLabo day's

なるべく頻繁に更新したい近況報告と展望なんかのブログです。

天邪鬼とはこういう事なんだろう。

父の影響か、生来の天の邪鬼からか人と同じ事をするのは最も避けることとして生きて来たのですが、壮年を過ぎて感じる音楽の捉え方が枯れてきた感が半端ないのです。

そもそも音楽に自分の不満を埋め込む事に意味を見出せない。
年齢的に『愛』を歌う曲の中でも、深さが感じられない歌詞に共感できない。

DNAに仕込まれた生物として種の保存の欲求を愛と捉えると、ある程度の年齢なのでそのことに興味がわかなくなって来たので形にしようという考えが起こらない。

戦いを解決したいのは解るのだけれど、その言語で誰に向かって訴えかけているのか理解しがたいものが多いので共感できない。論理的に破綻しているものが多いのでそれも興醒めしてしまう。左翼に感化されるのは学生で卒業すべきと誰かが言っていたことには同意します。行動の欲求に何が隠れているのかを自問自答するべき。

自分が興味があるのは音と音の組み合わせや、音量によってできる重なりのポリリズムのようなものだったり、バランスによって出来上がる作品みたいなものが、前衛の絵画みたいで楽しい。
ぶつかる色をどうやって配置するか考えるパズルに近いと思う。

承認欲求はあるけれども、日和ってまでは認められたくは無い。
自分が一番耐えられないから。
自分が何者なのかは多分死ぬまで解らないだろうとは思うけれど、少しは足掻きたいかな。
変なポエムみたい。まぁそんな時もあるってことです。